男子部歴史

創部

信濃町ハンドボールクラブ(男子部)は、2012 年に初代主将となる安岡尭之が中心となり、当時としては医学部の部活として最も新しい団体として創立された。設立当初は医学部体育会に所属していなかったが、3 年後の 2015 年に正式に医学部体育会の一組織として認められた。当時は人数も少なく、7 人のチームスポーツであるところを 5 人で公式戦に出場するなど、“一勝”がとても遠いチームであった。

コロナ禍を経て

2019 年の 12 月、世界中を襲った新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、以後 2022 年の関東医歯薬獣系大学ハンドボール秋季大会まで一切の公式戦が中止となり、また日々の活動も制限された状況であった。部員数も 2 人にまで減り存続の危機であった中、当時の主将美濃地(後の医学部体育会委員長)の尽力により、コロナ禍でありつつも部員数を増やし、次の時代へ繋ぐことができた。

前人未到の三冠

2022 年の関東医歯薬獣系大学ハンドボール秋季大会では弊部が主管校を務めた中、コロナ禍初の公式戦が開催された。
しかしながら、初戦で前回優勝校の筑波大学にあたり、本塾は初戦敗退を喫した。その雪辱をバネに、そして元体育会ハンドボール部主将の秋野がチームに参加し、一からチーム作りを始めた。
主将河上・宮田の元、翌年の公式戦では弊部は春の関東大会、夏の東医体、秋の関東大会という 3 つの公式戦の全てにおいて、全勝優勝を果たし、医療系ハンドボール部界で初となる、前人未到の三冠を成し遂げた。

女子部歴史

女子部の発足

2022 年(令和4年)4月ごろより、当時の3年生河上(2022 年~3 年男子部主将)と1年生戸蒔(2023 年女子部主将)が中心となり、女子ハンドボール部設立の活動を始めた。コロナ禍での発足は簡単なものではなかったが、学内のハンドボール経験者探しから始まり、新入生の勧誘を成功させ発足に至った。

2023年 関東医歯薬獣系大学ハンドボール春季大会

山梨大との対戦、後半同点まで追いつかれ厳しい展開となったものの最後まで粘り、2 点差の 16-14 で勝利した。これが創部後初勝利であった。また、同大会にて角侑芽(2022 年~3 年主将)が得点王を獲得した。

優勝を目指して

新体制で臨んだ 2023 年秋大会初戦、対戦相手は前回準優勝の信州大であった。前半は 6-7 と健闘したものの勝利はできず、悔しい結果となった。この悔しさをバネに、日々練習に取り組んでいる。